ケアンズ・エアーズロックの旅 <1991年5月>
                       

1991年5月、オーストラリアのケアンズとエアーズロックを訪れました。
砂漠の中のエアーズロックは昼は暑く、朝晩はかなり冷えこみました。
このエアーズロック周辺はアボリジニ人の聖地とされ保護されているため立ち入ることのできる範囲が制限されているようでした。
エアーズロックから少し離れた場所にリゾート地があり4つほどのホテルがあります。このリゾート地から定期的にバスが運行され
エアーズロック周辺の観光や日の出・夕日を見に行くことができます。
そして何よりも感動したのは、夜の空に瞬く満天の星。まさしく天然のプラネタリウムです。
空にこれほどの星があるものかと思うほどでした。南十字星は勿論、生まれてはじめて見る天の川。
「降るような星」とはこれなんだ!と言葉では言い尽くせない感動を覚えました。

 エアーズロックに登る

 エアーズロックに登る日の朝は早い。
 早朝、日の出前にバスでエアーズロックのふもとへと向かい、太陽の朝日をあびた赤いエアーズロックを
 みることができます。
 
日の出前の空 朝日を浴びたエアーズロック
日が昇ると同時にエアーズロックへ登りはじめました。
急な登り口、鎖のロープにつかまりながら登りはじめますが、途中からは岩肌につかまりながら岩を登っていくことになります。岩肌は滑りやすく、風が強く吹いていました。
軍手は必需品です!
一緒に登った友人は数年前軽装でトライし途中で断念したそうで、今度こそエアーズロックに登る!という意気込みがありました。登りきった頂上からは360度の地平線を見ることができます。地球の丸さを実感した瞬間でした。
喜びもつかの間、気温があがる前に下山しなければなりません。バスの出発時間が近づきあわてて下らなければなりませんでした。下りは転げ落ちそうでこわいです。


それほど高い山でもないし・・・と甘く見ていた私はエアーズロックに登ることがこんなに大変なことだったと思っていませんでした。
以前挫折した友人の再挑戦したかった気持が少しわかったような気がしました。

マウント・オルガ


オーストラリアの中央に位置するエアーズロックから南に移動し、ケアンズに到着しました。気温がだいぶ違います。
ケアンズではラフティングに挑戦しました。
当時「ラフティング」という言葉さえ知らなかった私は友人のどうしてもラフティングをやりたいという言葉に「???」。
訳もわからず、ゴムボートにのって川下り・・・と軽い気持で参加しました。
バスで山を登りながらラフティングについての説明がありました。ボートの漕ぎ方、号令の聞き方、そしてボートから
落ちたときの泳ぎ方、救助の仕方などです。ラフティングは立派なスポーツです!という説明を聞き、いよいよ
ライフジャケットを着て挑戦。・・・やってみてびっくり・・・まさにスポーツです。
1日かけて渓谷の川を下るラフティングはスリル満点でとても楽しかったです。渓谷の景観を楽しむ余裕はまったく
ありませんでしたが。。。


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